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自作PCを使っていると「ゲームや動画を保存する容量が足りなくなってきた」「もう少しストレージを増やしたい」と感じることがあります。
そんなときに便利なのがSSDの増設です。
SSDを増設すれば、現在の環境を大きく変更せずに保存容量を増やせます。
ただし、SSDにはM.2やSATA・PCIe 4.0やPCIe 5.0などさまざまな規格があり容量も1TB・2TB・4TBなど選択肢が豊富です。
この記事では、自作PCにSSDを増設するときに確認したいポイントから、用途に合わせた容量・規格の選び方まで初心者向けに解説します。
さらに、自作PCのSSD増設におすすめのSSDも紹介するのでこれからストレージを増やしたい方はぜひ参考にしてください。
自作PCにSSDを増設するメリット
自作PCは、あとからSSDを増設してストレージ容量を増やせるのがメリットです。
ゲームや動画、写真などのデータが増えても現在使っているSSDを交換することなく保存先を追加できます。
また、OS用とデータ保存用でSSDを分ければ用途に合わせてストレージを管理しやすくなります。
SSDを増設すると保存容量を増やせる
ゲームや動画・写真などを保存しているとPCを購入したときには十分だったストレージ容量も徐々に不足してきます。
SSDを増設すれば現在のSSDをそのまま使いながら保存容量を増やせるため容量不足を解消しやすくなります。
特にM.2 SSDを増設できるマザーボードなら対応する空きスロットにSSDを取り付けるだけでストレージを追加できます。
大容量のゲームや動画編集用の素材など容量を多く消費するデータの保存先としても活用できます。
ゲームや動画など用途別にストレージを分けられる
SSDを増設するとゲーム・動画・写真・仕事用データなど用途に応じて保存先を分けられます。
例えば、1台目のSSDをWindowsや普段使うアプリ用・2台目をゲームや動画など容量の大きなデータ用にするとストレージを整理しやすくなります。
また、ゲームを複数インストールしている場合は、ゲーム専用のSSDを用意することでOSやその他のデータと分けて管理できます。
自作PCを長く使う予定なら必要になったタイミングでSSDを追加する方法もおすすめです。
OS用SSDとデータ用SSDを分けるメリット
OSをインストールするSSDとゲームや動画などを保存するSSDを分けておくとデータを管理しやすくなります。
例えば、OS用SSDの容量を圧迫しにくくなるため、Windowsのアップデートやアプリのインストールなどで空き容量を確保しやすくなります。
さらに、OS用SSDにトラブルが発生した場合でも重要なデータを別のSSDに保存しておけばデータを分けて管理できます。
ただし、SSDを分けただけでデータが完全に安全になるわけではないため大切なデータは外付けストレージやクラウドなどへのバックアップも検討しましょう。
自作PCのSSD増設前に確認したいポイント
自作PCにSSDを増設するときは、容量や価格だけで選ぶのではなく現在使っているマザーボードがどのSSDに対応しているかを確認することが大切です。
特にM.2 SSDを増設する場合は、空きスロットの有無や対応する規格・サイズなどを事前に確認しておきましょう。
マザーボードに空きM.2スロットがあるか確認する
M.2 SSDを増設する場合は、まずマザーボードに空いているM.2スロットがあるか確認します。
M.2スロットが複数搭載されているマザーボードなら現在使用しているSSDとは別のスロットに新しいSSDを追加できます。
ただし、M.2スロットの数だけSSDを取り付けられるとは限りません。
スロットによって対応する規格やCPU・チップセットとの接続方法が異なる場合があるためマザーボードの製品ページや取扱説明書で仕様を確認しておきましょう。
また、M.2 SSDを取り付けることで一部のSATAポートや拡張スロットが使用できなくなるマザーボードもあります。
増設前にマザーボードの仕様を確認しておくと安心です。
M.2 SSDとSATA SSDの違いを確認する
SSDには大きく分けて、マザーボード上のM.2スロットに取り付ける「M.2 SSD」と、SATAケーブルを使って接続する「SATA SSD」があります。
M.2 SSDはマザーボードに直接取り付けられるためケーブルを必要とせずPC内部をすっきりさせやすいのが特徴です。
現在の自作PCでは、NVMe接続に対応したM.2 SSDが主流になっています。
一方、SATA SSDは2.5インチタイプが一般的でSATAケーブルと電源ケーブルを接続して使用します。
M.2スロットに空きがない場合でもマザーボードや電源に空きがあれば増設できる可能性があります。
ただし、M.2という形状だけで性能が決まるわけではありません。
M.2 SSDにはSATA接続の製品もあるため、購入時は「M.2」「NVMe」「PCIe」などの仕様を確認しましょう。
対応するSSDの規格とサイズを確認する
SSDを選ぶときは、マザーボードが対応している接続規格とSSDのサイズを確認することも重要です。
M.2 SSDでは「2280」というサイズが一般的ですがすべてのマザーボードが同じサイズに対応しているとは限りません。
また、NVMe SSDではPCIe 4.0やPCIe 5.0などの規格があります。
マザーボードが対応している規格を確認したうえでSSDを選びましょう。
例えば、PCIe 5.0対応SSDを購入してもマザーボード側がPCIe 4.0までしか対応していなければ、PCIe 5.0本来の性能を発揮できません。
逆に、対応規格より上位のSSDを選んでも動作する場合はありますが増設用SSDとしてはマザーボードとの対応関係を確認してから購入することが大切です。
SSD用ヒートシンクの有無を確認する
高速なNVMe SSDはデータの読み書きによって発熱するため製品によってはヒートシンクを使用します。
特にPCIe 5.0対応SSDなど高速性能を重視したモデルでは発熱への対策が重要です。
マザーボードによってはM.2スロット用のヒートシンクが標準で付属しているためSSDを購入する前に確認しておきましょう。
SSDにヒートシンクが付属している場合は、マザーボード側のヒートシンクと干渉しないかも確認が必要です。
また、SSDによってはヒートシンク付きモデルとヒートシンクなしモデルが用意されています。
自作PCのマザーボードにM.2用ヒートシンクがあるならSSD本体のみのモデルを選ぶことで余分なパーツを購入せずに済む場合があります。
自作PC SSDの容量はどれくらいがおすすめ?
自作PCにSSDを増設するなら用途に合わせて容量を選ぶことが大切です。
普段使いやゲームが中心なら1TBでも使いやすくゲームを複数保存したり動画編集をしたりするなら2TB・大量のゲームや動画などを長期間保存したいなら4TBが候補になります。
現在のSSD容量が不足しているからといって必要以上に大容量のSSDを選ぶ必要はありません。
今後保存するデータ量も考えながら自分の使い方に合った容量を選びましょう。
1TBは普段使いとゲーム用におすすめ
1TBのSSDは、普段使いのPCやゲーム用ストレージとして使いやすい容量です。
Windowsやアプリケーションに加えていくつかのゲームを保存したい場合にも適しています。
すでにOS用SSDを搭載しているPCに1TBのSSDを増設すればゲームや写真・動画などのデータを保存する専用ストレージとしても活用できます。
できるだけ予算を抑えながらストレージ容量を増やしたい方にもおすすめです。
ただし、最近のPCゲームは1タイトルで数十GB以上の容量を必要とすることもあります。
ゲームを多数インストールする予定なら1TBでは容量が不足する可能性があるため余裕を持たせたい場合は2TBも検討しましょう。
2TBはゲームや動画編集におすすめ
2TBのSSDは、ゲームを複数保存したい方や動画編集をする方におすすめです。
1TBよりも余裕があるため大容量のゲームや動画素材を保存してもストレージ容量を圧迫しにくくなります。
特にゲームを複数インストールする場合は、1TBでは容量不足になりやすいため最初から2TBを選んでおくと管理しやすくなります。
また、動画編集では撮影した動画や編集プロジェクトなどで容量を消費するため作業用ストレージとしても2TBは使いやすい容量です。
自作PCのSSD増設で容量とコストのバランスを重視するなら2TBは有力な選択肢になります。
4TBは大量のデータを保存したい人におすすめ
4TBのSSDは、大量のゲームや動画・写真などを保存したい方におすすめです。
ゲームを多数インストールしたい場合や、動画編集で大容量の素材を扱う場合でもストレージ容量に余裕を持たせやすくなります。
また、PCを長期間使う予定で今後データが増えていくことが分かっている場合にも4TBが候補になります。
頻繁にSSDを交換したり追加で増設したりする手間を減らしたい方にも向いています。
一方で、普段使いが中心で保存するデータが少ない場合は、4TBの容量を持て余す可能性があります。
大容量SSDは価格も高くなりやすいため現在の使用量と今後増えるデータ量を考えて選ぶことが大切です。
自作PC SSD増設におすすめのSSD
自作PCにSSDを増設するなら用途や必要な容量に合わせて製品を選ぶことが大切です。
価格を抑えたい方にはコストパフォーマンスに優れたSSD・ゲームを快適に楽しみたい方には高速なNVMe SSD・動画編集などで大容量データを扱う方には性能と容量に余裕のあるSSDが適しています。
ここでは、自作PCのSSD増設におすすめのモデルを用途別に紹介します。
現在のマザーボードに対応している規格やM.2スロット、必要な容量などを確認したうえで自分の使い方に合ったSSDを選びましょう。
コスパ重視におすすめのSSD
できるだけ予算を抑えてSSDを増設したい方には、価格と性能のバランスに優れたPCIe 4.0対応のNVMe SSDがおすすめです。
普段使いやゲーム・写真や動画の保存など幅広い用途で使いやすいため増設用SSDとしても選びやすいでしょう。
特に現在の自作PCがPCIe 4.0に対応している場合は、無理に最新のPCIe 5.0 SSDを選ばなくても十分な性能を得られるケースがあります。
容量については、普段使いなら1TB・ゲームやデータ保存にも余裕を持たせたいなら2TBを目安にすると選びやすくなります。
| キオクシア EXCERIA PLUS G4 おすすめポイント:PCIe 4.0対応で最大読み込み7,200MB/sを実現した、性能とコストのバランスに優れたNVMe SSD キオクシアのEXCERIA PLUS G4は、PCIe 4.0×4とNVMe 2.0に対応したM.2 2280規格のNVMe SSDです。 最大読み込み7,200MB/s、最大書き込み6,600MB/sの高速性能に対応しておりゲームや動画編集など幅広い用途で活用できます。 国産フラッシュメモリ「BiCS FLASH」を採用し、5年間の長期保証が付いているのもポイントです。 商品ページにて、1TB・2TBのどちらかにするか容量を選べるため自作PCの増設用SSDとしても用途に合わせて選びやすいモデルです。 「キオクシア 内蔵SSD PCIe Gen4×4 NVMe M.2 2280」をAmazonで見る |
ゲーム用におすすめのSSD
ゲーム用のSSDを増設するなら、読み込み速度だけでなく容量とのバランスも考えて選びましょう。
最近のPCゲームは大容量化しているため、複数のゲームをインストールする予定なら2TB程度のSSDを選ぶと、容量不足になりにくく快適に使えます。
また、ゲーム用SSDではPCIe 4.0対応のNVMe SSDが有力な選択肢です。
高速なデータ転送に対応し、M.2スロットへ直接取り付けられるため、ゲーム用ストレージとして使いやすいのが特徴です。
ゲームのロード時間を少しでも短縮したい方は、読み込み性能だけでなく、発熱やヒートシンクの有無・容量なども確認して選びましょう。
| WD_BLACK SN5100 2TB おすすめポイント: PCIe 4.0対応で最大読み込み7,100MB/sを実現した、ゲーム用途におすすめの2TB NVMe SSD WD_BLACK SN5100 2TBは、PCIe 4.0に対応したM.2 2280規格のNVMe SSDです。 最大読み込み7,100MB/s、最大書き込み6,700MB/sの高速性能を備えているためゲームの起動やデータの読み込みを重視する方に適しています。 2TBの容量があるので、容量の大きなゲームを複数インストールしたい方にもおすすめです。 PCIe 4.0対応SSDとして高速性能と容量のバランスがよくゲーム用ストレージを増設したい方にも選びやすいモデルです。 容量:2TB インターフェース:PCIe 4.0 フォームファクタ:M.2 2280 最大読み込み:7,100MB/s 最大書き込み:6,700MB/s TBW:900TBW メーカー保証:5年間限定保証 「WD Blue SN5100 2TB NVMe SSD M.2 2280」をAmazonで見る |
動画編集・クリエイティブ用途におすすめのSSD
動画編集や画像編集などのクリエイティブ用途では、大容量のデータを頻繁に読み書きするため容量だけでなくSSDの性能や耐久性も確認することが重要です。
動画素材や編集プロジェクトを保存する作業用SSDとして使用するなら、2TB以上の容量を選ぶと余裕を持って作業できます。
さらに、大容量データを頻繁に扱う方や高速なストレージ性能を重視する方は、PCIe 5.0対応SSDも候補になります。
ただし、高性能なSSDほど発熱しやすい製品もあるためマザーボードのM.2ヒートシンクやSSD本体の冷却性能も確認しておきましょう。
| Samsung 9100 PRO 2TB おすすめポイント: PCIe 5.0対応で、最大読み込み14,700MB/s・最大書き込み13,400MB/sを実現した、高速性能重視のNVMe SSD Samsung 9100 PRO 2TBは、PCIe 5.0×4とNVMe 2.0に対応したM.2 2280 SSDです。 最大読み込み14,700MB/s・最大書き込み13,400MB/sの高速性能を備えているため動画編集や3Dアート制作など大容量データを扱うクリエイティブ用途に適しています。 PCIe 5.0対応マザーボードで性能を発揮できるほか、PCIe 4.0環境にも下位互換性があるため将来的なPCのアップグレードを見据えて選びやすいSSDです。 メーカー保証も5年間あり長く使いたい方にもおすすめできます。 容量:2TB インターフェース:PCIe 5.0×4 / NVMe 2.0 フォームファクタ:M.2 2280 最大読み込み:14,700MB/s 最大書き込み:13,400MB/s 「Samsung 9100 PRO 2TB PCIe Gen 5.0 NVMe M.2 (2280)」をAmazonで見る |
大容量ストレージにおすすめのSSD
ゲームや動画、写真など大量のデータを保存したい方には、4TBなどの大容量SSDがおすすめです。
保存するデータが多い場合でも1台のSSDにまとめて管理しやすく容量不足を気にする頻度を減らせます。
特に動画編集を長期間続ける方や、多数のゲームをインストールしておきたい方は、大容量SSDを増設しておくと便利です。
また、今後データが増えることを考えて、現在必要な容量よりも少し余裕を持たせて選ぶ方法もあります。
ただし、大容量になるほど価格も高くなりやすいため実際に保存するデータ量と予算を考えて選ぶことが大切です。
必要に応じて2TBのSSDを複数台増設する方法もあるためマザーボードのM.2スロット数も確認しておきましょう。
| Samsung 9100 PRO 4TB おすすめポイント: 4TBの大容量とPCIe 5.0対応の高速性能を両立した、大量のデータを保存したい方におすすめのNVMe SSD Samsung 9100 PRO 4TBは、PCIe 5.0×4とNVMe 2.0に対応したM.2 2280 SSDです。 4TBの大容量を備えているためゲームを多数インストールしたい方や、動画・写真などの大容量データを長期間保存したい方に適しています。 最大読み込み14,800MB/sの高速性能にも対応しており大容量ストレージとしてだけでなくデータの読み書き速度を重視する方にもおすすめです。 PCIe 5.0対応マザーボードで性能を発揮できPCIe 4.0環境でも下位互換性があるため将来的なPCのアップグレードを見据えて選びやすいSSDです。 容量:4TB インターフェース:PCIe 5.0×4 / NVMe 2.0 フォームファクタ:M.2 2280 最大読み込み:14,800MB/s 「Samsung 9100 PRO 4TB PCIe Gen 5.0 NVMe M.2 (2280)」をAmazonで見る |
SSDを選ぶときは容量やPCIe規格、用途によって適したモデルが異なります。
次の項目では、自作PCにおすすめのSSD規格と選び方を紹介します。
自作PCにおすすめのSSD規格と選び方
自作PCにSSDを増設するときは、容量だけでなく接続規格も確認しましょう。
現在のM.2 SSDではPCIe 4.0対応モデルが幅広く使われており価格と性能のバランスを重視する方に適しています。
一方、より高速なデータ転送を求めるならPCIe 5.0対応SSDも選択肢になります。
ただし、最新規格のSSDほど必ずしもすべての用途で快適になるとは限りません。
マザーボードの対応規格や用途・価格・発熱などを総合的に考えて選ぶことが大切です。
PCIe 4.0 SSDはコスパを重視する人におすすめ
PCIe 4.0対応のNVMe SSDは、性能と価格のバランスを重視したい方におすすめです。
ゲームや動画編集・普段使いなど幅広い用途に対応できるため自作PCの増設用SSDとして選びやすい規格です。
現在のPCがPCIe 4.0に対応しているなら無理にPCIe 5.0 SSDへ変更しなくても十分な性能を得られるケースが多くあります。
特にゲーム用ストレージでは、SSDの読み込み速度だけで体感性能が大きく変わるとは限らないため容量や価格とのバランスを考えて選ぶことが重要です。
「できるだけ費用を抑えながら、十分な性能のSSDを増設したい」という方なら、PCIe 4.0 SSDを優先して検討するとよいでしょう。
PCIe 5.0 SSDは高速性能を重視する人におすすめ
PCIe 5.0対応SSDは、より高速なデータ転送性能を求める方におすすめです。
PCIe 4.0よりも高い転送速度に対応する製品があり大容量データを頻繁に読み書きする用途ではメリットを活かしやすくなります。
例えば、動画編集や大容量データを扱うクリエイティブ作業などストレージ性能を重視する用途ではPCIe 5.0 SSDが候補になります。
ただし、PCIe 5.0 SSDはPCIe 4.0 SSDよりも価格が高く製品によっては発熱も大きくなります。
また、PCIe 5.0の性能を活かすには、マザーボード側も対応している必要があります。
増設前に、使用しているマザーボードのM.2スロットがPCIe 5.0に対応しているか確認しましょう。
NVMe SSDとSATA SSDはどちらがおすすめ?
これから自作PCにSSDを増設するなら、対応するM.2スロットがある場合はNVMe SSDを優先して検討するのがおすすめです。
NVMe SSDはPCIe接続を利用するためSATA SSDよりも高速なデータ転送に対応する製品が多くM.2スロットに直接取り付けられるためケーブルを減らせるメリットもあります。
一方、SATA SSDは2.5インチタイプが一般的で、M.2スロットに空きがないPCでもSATAポートや電源に空きがあれば増設できる場合があります。
すでにSATA接続のストレージを利用している場合や、余っているSATAポートを活用したい場合には選択肢になります。
ただし、M.2という形状だけではNVMeとは限りません。
購入時は「NVMe」「PCIe」などの接続方式を確認し自分のマザーボードに対応したSSDを選びましょう。
SSDの読み込み速度だけで選ばないことも重要
SSDを選ぶときは、最大読み込み速度の数字だけで判断しないことも重要です。
読み込み速度が非常に高いSSDでも普段使いやゲームなどでは、その性能差を十分に体感できない場合があります。
SSDを選ぶ際は、容量や価格に加えて書き込み性能・耐久性の目安となるTBW・保証期間・発熱・ヒートシンクの有無なども確認しましょう。
特に長時間の動画編集や大容量データの書き込みを行う場合は、連続した書き込み性能や発熱対策も重要になります。
自作PCの増設用SSDは、「一番速いSSD」を選ぶのではなく、用途・容量・価格・マザーボードとの相性を総合的に考えて選ぶことが大切です。
自作PCにSSDを増設する方法
自作PCへのSSD増設は、対応するスロットや規格を確認しておけば比較的簡単に行えます。
M.2 SSDならマザーボード上のM.2スロットに直接取り付けられ、SATA SSDならSATAケーブルと電源ケーブルを接続して使用します。
SSDを取り付けた後は、Windows上で新しいSSDを認識させ必要に応じて初期化やフォーマットを行います。
作業前にはPCの電源を切り電源ケーブルを抜いてから作業しましょう。
M.2 SSDを増設する手順
M.2 SSDを増設する場合は、まずPCの電源を切り、電源ケーブルを外します。
その後、PCケースのサイドパネルを取り外しマザーボード上にある空きM.2スロットを確認します。
M.2スロットに取り付ける前に、SSDの切り欠きとスロットの位置を確認してください。
SSDを斜めに差し込み、奥まで入ったことを確認したらSSDをマザーボード側へ倒してネジやラッチで固定します。
マザーボードにM.2用ヒートシンクが付属している場合は、SSDの上に取り付けます。
ヒートシンクを取り付ける際は、SSDに貼られているラベルやサーマルパッドの位置なども確認しましょう。
取り付けが終わったらPCを元に戻して電源を入れ、WindowsでSSDが認識されているか確認します。
SATA SSDを増設する手順
SATA SSDを増設する場合は、2.5インチSSDをPCケース内の2.5インチベイなどに固定します。
ケースによって取り付け位置や方法が異なるため、PCケースの説明書も確認してください。
SSDを固定したら、マザーボードの空いているSATAポートとSSDをSATAケーブルで接続します。
さらに、電源ユニットから出ているSATA電源ケーブルをSSDに接続します。
接続が終わったらケーブルがしっかり差し込まれていることを確認しPCを起動します。
Windowsが起動したら、新しく取り付けたSSDが認識されているか確認しましょう。
増設したSSDをWindowsで認識させる方法
SSDを取り付けただけでは、Windowsのエクスプローラーにドライブとして表示されない場合があります。
その場合は「ディスクの管理」を使用して、新しいSSDが認識されているか確認します。
Windowsの検索欄から「ディスクの管理」を開くとPCに接続されているストレージを確認できます。
増設したSSDが表示されていれば、ハードウェアとして認識されていることを確認できます。
新しいSSDが表示されない場合は、M.2 SSDやSATAケーブル、電源ケーブルが正しく接続されているかを確認してください。
また、M.2スロットによっては使用できるSSDの規格が異なる場合があるためマザーボードの仕様も確認しましょう。
増設したSSDをフォーマットして使用する方法
新しく取り付けたSSDをデータ保存用として使用する場合は、Windowsの「ディスクの管理」から初期化やボリュームの作成・フォーマットを行います。
未使用のSSDが表示されたら必要に応じてディスクを初期化し未割り当て領域から新しいシンプルボリュームを作成します。
その後、ドライブ文字を設定してNTFSなどのファイルシステムでフォーマットするとエクスプローラーから通常のドライブとして使用できるようになります。
なお、すでにデータが保存されているSSDをフォーマットするとそのデータが消えてしまいます。
使用済みのSSDを増設する場合は、必要なデータが残っていないか必ず確認してから作業してください。
SSDの増設後は、エクスプローラーに新しいドライブが表示されファイルを保存できることを確認すれば作業完了です。
自作PC SSD増設でよくある質問(FAQ)
自作PCにSSDを増設するときは、「あとから追加できるの?」「何TBを選べばいい?」「Windowsの再インストールは必要?」など、さまざまな疑問が出てきます。
ここでは、SSD増設でよくある質問についてまとめてあります。
SSDはあとから増設できますか?
はい、自作PCのマザーボードやPCケースなどが対応していればPCを組み立てた後からSSDを増設できます。
M.2スロットに空きがあればM.2 SSDを追加できM.2スロットに空きがない場合でもSATAポートや電源に余裕があればSATA SSDを増設できる場合があります。
購入前にマザーボードの仕様を確認しておきましょう。
M.2 SSDは何枚まで増設できますか?
M.2 SSDを取り付けられる枚数は、マザーボードに搭載されているM.2スロットの数によって異なります。
ただし、スロットが複数あっても使用するM.2スロットによって対応する規格や接続方法が異なる場合があります。
また、M.2 SSDを取り付けることで一部のSATAポートが無効になるマザーボードもあるため実際に増設する前にマザーボードの仕様を確認してください。
SSDを増設するとWindowsを入れ直す必要がありますか?
データ保存用としてSSDを追加するだけなら通常はWindowsを再インストールする必要はありません。
増設したSSDをWindowsで認識させ、初期化やフォーマットを行えばゲームや動画・写真などの保存先として使用できます。
一方、現在のOSが入っているSSDを新しいSSDへ交換して、Windowsの起動ドライブを変更する場合は、クローンやWindowsの再インストールなど別の作業が必要になります。
SSDの増設でゲームのデータを移動できますか?
はい、ゲームによってはインストール先を変更したりゲームデータを別のSSDへ移動したりできます。
例えば、ゲーム用SSDを増設してゲームをまとめて保存すれば、OS用SSDの空き容量を確保しやすくなります。
ただし、ゲームの移動方法はSteamなどのゲーム配信サービスやタイトルによって異なるためそれぞれのサービスの設定を確認してください。
PCIe 5.0対応SSDをPCIe 4.0のマザーボードで使えますか?
製品仕様上の互換性があれば、PCIe 5.0対応SSDをPCIe 4.0対応のM.2スロットで使用できる場合があります。
ただし、その場合はPCIe 4.0側の速度が上限となるため、PCIe 5.0本来の性能を発揮できません。
PCIe 5.0 SSDの性能を活かしたい場合は、マザーボードのM.2スロットがPCIe 5.0に対応しているか確認してから購入しましょう。
SSDは1TBと2TBのどちらがおすすめですか?
普段使いやゲームを少数保存する程度なら1TBでも使いやすいですが複数のゲームを保存したい方や動画編集をする方には2TBがおすすめです。
SSDはあとから増設することもできますが、今後データが増えることを考えて必要な容量より少し余裕を持たせて選ぶと容量不足になりにくくなります。
SSDを増設するとPCの性能は上がりますか?
SSDを増設するだけでCPUやGPUの性能が上がるわけではありません。
ただし、容量不足によってデータの保存場所に困っている場合は、SSDを増設することでストレージ容量に余裕ができゲームや動画などのデータを管理しやすくなります。
また、HDDから高速なNVMe SSDへ変更する場合は、データの読み書きなどで速度向上を期待できます。
自作PC SSD増設のまとめ
自作PCのストレージ容量が不足してきたらSSDを増設することで現在の環境を大きく変更せずに保存容量を増やせます。
ゲームや動画・写真など用途別にストレージを分けて管理できるのもSSD増設のメリットです。
SSDを選ぶときは、まずマザーボードの空きM.2スロットやSATAポート・対応する規格とサイズを確認しましょう。
容量は、普段使いやゲームなら1TB・ゲームを複数保存したり動画編集をしたりするなら2TB・大量のデータを保存するなら4TBを目安にすると選びやすくなります。
また、PCIe 4.0 SSDは性能と価格のバランスを重視する方、PCIe 5.0 SSDは高速性能を重視する方におすすめです。
ただし、SSDは読み込み速度だけでなく、容量や価格・発熱・耐久性なども含めて総合的に選ぶことが大切です。
自作PCのSSD増設は、対応するスロットや規格を事前に確認しておけばあとからでも行えます。
自分の用途に合った容量と規格のSSDを選びストレージ容量に余裕のある快適な自作PC環境を構築しましょう。

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